2020年01月01日

2020年 1月の開室状況


10日(金) 開室
11日(土) 開室

17日(金) 開室
18日(土) 開室

24日(金) 開室
25日(土) 開室

31日(金) 開室



あけましておめでとうございます。

今年が皆様にとって実り多き年となりますよう

心よりお祈り申し上げます。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。




          *


ちなみに一昨年の暮れから正月にかけて、私を除いた家

族全員がインフルエンザに罹り、とても正月気分にはな

れませんでしたが、今年はなんとか無事に年を越すこと

ができました。日々と変わらぬ日常というもののありが

たみをしみじみと感じた年明けとなりました。




          *   



今年の文庫の予定ですが、北海道在住の二人の写真家の

方が、文庫で写真展をしてくださることになっています。

たまたま、文庫の10周年の年にやっていただくことに

なったのですが、だからこそ私は、その意図しない偶然

の一致に感謝したい気持ちでいっぱいでいます。お二人

とも星野道夫をこよなく愛する人たちなのです。

写真展につきましては、もう少し詳細を煮詰めたうえで

ご報告いたします。



私自身は、今年こそ取り組みたいと思っていることが一

つあります。それは、星野道夫の今日的意義を整理する

ことです。

昨年書き上げた本は、長い間私が星野道夫に惹かれてい

た理由を探ったものでした。こんなに私を、また多くの

人を惹きつけてやまない星野道夫とは何者なのかを見つ

めたものでした。その過程で、星野道夫の今日的意義に

ついてもおぼろげながら見えてきたように思いました。

今年はそれをもう一歩進めたいと考えています。


このテーマはこれまでも何度もいろいろなところで掲げ

られていましたが、私が伺った範囲では、残念ながら他

の企画に押され時間もないことが多く、きちんと話し合

われたというような記憶がありません。もしかすると、

星野道夫ファンの多くが、星野さんに対する個人として

の思いが深く、そうしたイメージを壊されたくないとい

う気持ちが無意識に共有されていて、主催者もどこかで

それを察知しているのかもしれません。

星野さんの作品自体が、文明批評的なテーマを直接には

語らず、私たちの心の奥にしまいこまれてしまった懐か

しい心の風景を、感動とともに描いているので、私たち

は、それをただ静かに味わっていたいのかもしれません。


正直私の中にも、これは、私の単なる勇み足なのではな

いか、という気持ちがあります。別に、すでにみんなが

口にしないだけでわかっていることだからわざわざ語る

必要もないのではないかと・・・・。

でも、一方で、それでいいのだろうか、という思いも私

にはあります。

残念ながら、時代は増々星野道夫の考え方、感性を必要

としている方向に動いてしまっているように私には思え

てなりません。

星野道夫がアラスカで命懸けで私たちに伝えたかったこ

とはいったい何だったのか。星野道夫は、その若すぎた

晩年に「新しい神話をつくらなければならない」と言い

残しました。その「新しい神話」とはどのような神話な

のか、非力な私にどこまでできるかわかりませんが、今

年こそは、と考えています。


2020.元旦
            星野道夫文庫 高橋 健














posted by soil at 08:01| Comment(0) | 今月の開室状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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